
オリジナルグッズをつくれるサービスは種類がたくさんあるからこそ、どのサービスが理想に一番あっているのかを知った上で利用することをおすすめします。
サービスを選ぶ際のポイントを紹介し、各サービスの紹介をしています。
オリジナルグッズの制作で失敗ためにも、ぜひご一読ください。
失敗しないサービスの選び方
目的・方向性に合ったオリジナルグッズをつくれるか
多くのサービスにおいて得意・不得意はあります。自分がつくりたいオリジナルグッズが制作可能なサービスなのかを事前にチェックしておくことを強くおすすめします。
例えば、価格が安いから利用してみたが、プリント印刷がイマイチなどとなってしまうと満足のいくオリジナルグッズ制作ができなくなります。
価格や最低発注数に目がいきがちですが、目的・方向性に合ったものがつくれるかを基準にサービスを探してみてください。
小ロットから対応しているか
オリジナルグッズを作りたい人の中には、1個〜5個程度の少量のオリジナルグッズを作りたい方もいます。
大量注文に対応できることをウリにしたサービスはたくさんありますが、そういったサイトの中には少量発注に対応していない場合もあります。
少数の発注を行いたい場合に備えて、1個からでも注文できるサービスをチェックしておきましょう。
オリジナルグッズの種類やプリントカラーにバリエーションがあるか
できるだけオリジナルグッズの種類が多いサービスの選択をおすすめします。
デザインは良いのにお客様の好みにあうオリジナルグッズがないことで販売の機会損失につながります。
また、プリントカラーについてもバリエーションがないと商品ラインナップに幅を持たせづらくなり、単調な雰囲気になってしまいます。
バランス良く様々な豊富な種類とプリントカラーを取りそろえているサービスを選びましょう。
サイトの使いやすさやサポートについて
ほとんどのサービスでは、サイト内で商品・デザイン・個数を決めて制作を進めていきます。特にデザインをアップロードする際は、画像の種類の指定やサイズの指定など細かい制限がある場合もあります。
専門的な操作は普段から触れない人にとっては難しい部分でもあるので、サービス自体の使いやすさをチェックしておくこともおすすめですよ。
制作や販売にかかる費用・手数料を確認する
制作や販売にかかる費用や手数料は重要なポイントのひとつです。まず、全体の予算を明確にし、制作、販売にいくらかけてよいか費用を確認しましょう。制作費用には、校正費や配送費も費用に含める必要があります。
予期せぬ出費や手数料が発生することも考えられるので、予算の一部を予備費として設定しておいた方が万が一のときにも対応しやすいです。全体的に費用や手数料をしっかり管理しておくことで、無駄な出費を抑えることにつながります。
また、サービスを選ぶ際にもどこにどのくらい費用がかかり、どのくらいの手数料がとられるのかを把握しておくことで、自分に合ったサービスを選択しやすくなります。
依頼する際の注意点
オリジナルグッズを作る際の印刷方法
印刷と言っても印刷方法の種類はさまざまです。アイテムによって印刷方法が異なったり、表現したい方法によって印刷方法を変更するなど業者によって対応は全く異なります。
印刷方法によって得意な表現・素材が異なりますので、オリジナルグッズを制作する際には、どんな印刷方法がいいのか、依頼を検討しているサービスは希望する印刷方法を対応しているのかを事前に把握しておきましょう。
「著作権・肖像権・商標権」に抵触しないか
著作権とは、作品を創作した人(創作者)に与えられる権利。肖像権とは、自分の容姿を無断で撮影・公表されないよう保護を受ける権利。商標権は、商品やサービスに使用する商標に対して与えられる権利のことを指します。オリジナルグッズが著作権・肖像権・商標権を侵害するケースとしては、以下のような例が挙げられます。
許諾を得ず有名人の写真を入れる
無断で他人が撮った写真を流用する
無許可で原作のキャラクターを使う
商標登録されているキャラクターのイラストやロゴなどを無断で使う
著作権・肖像権・商標権の侵害は、知らなかったでは済まされない問題です。
細心の注意を払ってオリジナルグッズをつくることを心がけましょう。
オリジナルグッズの安全性
もし、オリジナルグッズが原因で購入した方が怪我をしてしまった場合には、製造物責任法により賠償責任を負ってしまう可能性があります。
製造物責任法は「製造業者等」を対象とした法律ですが、「製造業者等」というのは製造工場などを備えた会社だけとは限りません。個人でオリジナルグッズを作って販売している場合でも、継続的な販売を行っていれば「製造業者等」として扱われます。
だからこそ、オリジナルグッズの安全性にも注意しましょう。
オリジナルグッズ制作におすすめのサービス5選
SUZURI
1枚の画像をアップロードするだけで、簡単にオリジナルグッズを作成し、1個から作成・販売することができるGMOペパボが運営するサービス。
好きな価格で販売価格を設定でき、在庫リスクがなく、運用コストがかからないのが特徴。Tシャツ、スマホケースやノートなどラインナップも豊富。
ラクスル
企業や個人が簡単に販促品や記念品をオーダーできるサービス。トートバッグ、クリアファイル、ステンレスタンブラーからモバイルバッテリー、ラベルウォーターまで幅広いオリジナル商品を提供。
価格や納期が一目でわかるシステムが特徴で、デザインソフトが不要で、簡単に名入れやロゴの配置が可能。
pixivFACTORY
オリジナルグッズや同人誌を1個から作成が可能で、クリエイターの多様なニーズに応えるサービス。 豊富な商品ラインナップと高品質な印刷が特徴で、価格設定は商品や印刷方法によって異なり、製品の基本価格に自分の利益を加えた販売価格を設定できる。
ME-Q
スマホケースをはじめとしたさまざまなオリジナルグッズを1点から制作でき、雑貨やアパレルグッズなど約1万点のアイテムを取り揃えている。
作ったオリジナルグッズは、ME-Qから簡単にBASEへ出品できるオンデマンド販売が可能。
Creators Parade!
誰でも無料でカンタンにオリジナルグッズを作って販売できるWebサービス。会員登録さえすれば誰でもすぐに1点から販売することが可能で、注文数に応じて販売価格が下がる「シェア買い」という独自の機能を搭載。販売価格が下がっても、クリエイターの売上に影響がないのも「シェア買い」の嬉しいポイント。
煩わしい手続きを極力省いているので、自作イラストをアップロードするだけで気軽に出品できる。また、商品が売れると工場が自動で商品を生産し発送するので、在庫を抱える心配も不要。
さらには、ハイクオリティな印刷よるオリジナルグッズが作成でき、生地カラーは最大で12色から選べる。しかもカラー料金は一律同額で、生地カラーによる追加料金は一切ないので、カラー料金で悩む必要もなし。
まとめ
今回は、オリジナルグッズが作れるサービスを選ぶ際のポイントや注意点を紹介しました。
予約販売すれば在庫を持たずに副業ができるので、新しいお金の稼ぎ方としても注目されています。
サービスは数多く存在するので、しっかりと比較して、自分に合ったサービスを選択しましょう。